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ARTA ドライビングスクールに行ってきた [自動車]

寒さが厳しいですね砕蔵ですコンバンハ(´・ω・`)

今日は「ARTA ドライビングスクール」に参加すべく、ツインリンクもてぎに行って来ました。

実は、開催自体知らなかったんですよね。
告知は、1月には行われていたようなんですけど。
ところが2月13日の開催日直前に、ボクの元にもてぎのASTPから直メールキタ。

ドライビングレッスン&ARTAスクール開催のご案内【ツインリンクもてぎ】って見出しで(´・ω・`)

内容は、ボクが毎年参加してる「ホンダドライビングミーティング」に近いもののようだった。
参加費も高いし、なにより未だ寒いから怪獣と相方を連れて行くってのも考えにくい。

Saizoh>>これは見送りだよねぇ・・・

最初は、そう思ったんですが・・・。
特別講師に土屋圭市氏と松浦孝亮選手ってところに、妙に惹かれるものがあった。

レースイベント以外で、土屋の兄貴に接する事って他にあるのか?!

2日も経つと、行きたくて仕方なくなっていた。
恐る恐る相方に「行きたいんだけど」って相談したら、文句も言わずにOKしてくれた。
そんな訳で、家族を置き去りいつものフィットではなく我が愛機で単身「もてぎ」にいざ鎌倉である。

直前にダイレクトメールってことは、参加者が少ないのかなってのは予想できたけど・・・。
最小開催人数10名って聞いていたので、12~3人かなぁなんて思ってたんですが。

5人でしたwww

参加車両はインプにベンベ、FDシビックタイプRと少数ながら兵(つわもの)ばかり。
電子制御装備満載で、ABSもトラコンも付いてないのはワシのじいさんマシンのみ?!
始まる前から波乱の予感、やれるのかオレw

スクールなので出来なくても次に良くなってればイイ、そう自分に言い聞かせて前半戦。
スリップリカバリーとJターンは、さすがに大苦戦である。
特にスリップリカバリーは、ABSの無いボクは初回エンスト多発させた。
低い踏力で容易く駆動輪がロックするので、クラッチワークが追いつかなかった。
エンストするとブレーキもパワステも利かなくなるので、クルマは回りっぱなしw

Saizoh>>エンストすると、ブレーキ利かなくなるんだ・・・

って言ったら、兄貴に「気付くの遅いよwww」って突っ込まれた。

気付いたんじゃないよ、エンストなんて今はさせないから忘れてたんだよっとは反撃できんかった。

何とか前半のトレーニングパークを終了、HDMも同じでこの時間はしんどいw

後半は、サーキット走れる。
今日はフィットじゃなくて我が愛機である、思いっきり踏んじゃうもんね~♪
じいさんマシン、ぶっ壊れないか少し心配ではあるが・・・。

同乗走行もあるのだが、ボクには狙っている事があった。
兄貴に、自分のクルマに乗ってもらいたい。
そんで可能であれば、何処を直すと良くなるかアドバイスが貰えないだろうか。
ツイッターでもつぶやいてはみたが、ARTAさんは無反応だった。

当日お願いするしかない、そう思いつつ参加した訳だ。
とはいえ、特別講師は忙しそうである。
懇談等の時間も数回あったのだが、内気なボクはその話を切り出す事は出来なかった。
同乗走行は車が準備されているし、そんな暇は無さそうだった。

企みは諦めて中高速ブレーキングに挑んだ、数回上手くいってABS無くてもオレすげ~とか思った。
最後の一本、ボクはじいさんマシンを最大限の加速で挑む事にした。
その結果、制動時のGでブレーキのリリースをミスって痛恨のフルロック滑走を披露してしまった。
その後の走行時に激しい振動、パンクしてるのかと一人コース上に車を止めて確認。
パンクはしていないけど、ロック時にフラットスポットを作ってしまったようだ。

もう、タイヤ駄目じゃん(つд・)

何とか走行可能なようで良かった、参加した皆様にはご心配をお掛けいたしました。

ABSあれば、こんなミスは全く発生しない。
ABSスゲーwww

落ち込みつつ、最後のプログラム「ロードコース先導走行」である。
ここで特別講師の同乗走行もある、楽しく走ろうと気持ちを入れ替える。

奇跡はここで起こった。

後でインストラクターに聞いたのですが、同乗走行は松浦選手だけだったらしい。
その為、車は1台だった。
同乗走行は予定通り行われたのだが、兄貴が勝手に動いた。
同乗を待つオーナーカーに兄貴が乗り込み、マイカー同乗走行を始めたのだ。

ボクの願いは、他力本願に叶った。

土屋ドライバーのEG.JPG

ボクのじいさんマシンに乗り込んだ兄貴、満面の笑みなのは謎www

もてぎのロードコースを、かなり本気(に見えた)でアタックしてくれた。
緊張していたボクだが、兄貴が発した言葉は嬉しいものだった。

兄貴>>このEG、エンジンいいねぇ

兄貴>>足もしなやかだねぇ

Saizoh>>ホントですか?!

信じがたいスピードで走るじいさんマシンの助手席で、兄貴のハンドル捌きを体験できた。
嬉しそうに歌っているようなエンジン音、前輪のジャダーが無ければ最高なのに。

激しい走りで、何かがすっ飛んだ。
すっ飛んだなにかを、ボクがシートの脇から拾い上げるとホーンボタンだった。
拾い上げたホーンボタンを見て、二人で大笑い(アタック中である)した。
憧れのレーサーが、とても近くに感じた。

走り終わった後、ボクは兄貴に恐る恐る聞いた。

Saizoh>>次に何処を直せば、もっとフィーリングが良くなりますか?

兄貴>>コレ、凄くイイよ
兄貴>>足もしなやかだし、変えてるでしょ。どこの?

Saizoh>>ビルシュタインのダンパーに、スプーンのバネ組み合わせてます。

兄貴>>スプーンの?! 市嶋のオ〇ジ、イイ仕事してんじゃんwww

Saizoh>>???(天下のスプーンですけど・・・)

兄貴>>エンジンもイイし、足も車高調なしでコレなら全然イイ。タイヤ直すだけでイイと思うよ。

新車で買ってから、自分の使い易いようにって作ってきた。
手本も無ければ、決まったショップでのアドバイスも無い。
ただただオレ仕様で、パーツ一つ一つを吟味して組み合わせてきた。
気に入らないところを直し、直したら今度はこっちってのを繰り返した。
そうして最近、やっと一通り満足できるような気がするってのが現在である。
今は車齢もあり維持を重く見ているのと、家族が出来てこいつにお金も掛けられない。
チューニングの対象が、フィットに移行しているのも事実でほったらかし状態だった。
それでも兄貴に指摘されたら、そこは何をおいても手をつけようと思っていた。

予想しなかったのは、オレ仕様のコイツを絶賛されてしまったこと。
全く予想していなかった、ひどく偏ったクルマになっているはずだと思っていた。
ディーラの担当は、オレにしか運転できない車だって言ってた。
うちのおやじは、おっかなくて運転出来ないって言ってた。
お袋は、基地外の車だって言う。
相方は、運転したとき半べそかいて助けを乞うた。

自分のクルマ作りは、間違っているってのがボクの永年の認識だった。

今日ボクのじいさんマシンは、ボクの憧れの人に認められた。
それはもしかしたら、アドバイスが面倒くさかったからかも知れない。
でもボクは、全てを鵜呑みのして信じる事にする。

ボクのじいさんマシンは、凄く良いマシンだwww

一番の希望が叶った、18年貶され続けた愛車も報われた。
自分のチューニングの方向は、間違いじゃなかった。
何だかそれだけで、無理して参加して良かったって思えた。

その後はホントに舞い上がっちゃって、よく覚えていない。
ジャダーだらけの帰りの高速道路も、ニヤケ顔で一気に走破した。

家について一切を相方に話したら、「良かったね」って言われた。
相方が相方じゃなかったら、きっと実現していない現在。
快く送り出してくれた事、今隣に居てくれる事には感謝の気持ちでいっぱいだ。
相方と怪獣には、これから誠心誠意感謝していきます。

落ち着いてから、広げてみた本日の成果。

終了証とか.JPG

終了証とかある、キャップは参加者全員に配られました。
キャップには、兄貴と松浦選手にサインをもらった。

いつも使っている「職人グローブ」に、兄貴のサインもらった。

サイングローブ.JPG

このグローブも、大事に使っていこう。

これで明日からまた、闘えます(´・ω・`)
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