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相方、HSDMでの活躍 [自動車]

いよいよ梅雨本番ですね砕蔵デスこんばんは(´・ω・`)

今年度最初の「Honda Sports Driving Meeting」が、ツインリンクもてぎで開催されました。
今回は相方が走るってことで、行ってきましたよ。

このイベントは対象車種が幅広くて、車種限定イベントとしては結構無節操な印象だ。

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最も大きいNSXから、最少はフィットRSと決して同じカテゴリーには括り辛い顔ぶれ。
ウチのは最も小さい車種のうえ、同じフィット中で最も古くて最も非力で唯一のCVT。
哂えない三重苦であるが、果たしてどうなる事やら・・・。

特別講師は久しぶりの「岡田 秀樹」先生、嬉しくてオリエンテーションからテンションあがるね。

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タイヤの使い方、一連のトレーニングでのポイント等を抑えて実戦へと誘います。

いざ走る前には、正しいドラポジのレクチャーもありました。

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個別には過去にもありましたが、一斉にってのは初めてでしたね。

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正しいポジションってのは、意外と窮屈っぽい。
いざという時にステアが切れないとかやばいので、しっかり身に着けて挑みましょう。

先にも書きましたが、参加車両は様々です。

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今回から、シビックハッチバックが新たに対象となっています。
早速じいさんで参加可能か問い合わせたが、回答は現行シビックのみとのことでした。
残念です参加不可能です、相方と一緒に参加という野望は未だ達成できそうにありません。

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今回は現行シビックハッチバックの参加は在りませんね、現行シビックRは結構居ます。
午前中のトレーニングパークでのトレーニングは、2グループに分けての実施。
1限目はブレーキング、低μ路でのブレーキコントロールです。

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一定踏率で目標地点にピッタリ止まる、停止体制に入ってからの調整は無しだ。

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踏力を自在にコントロールできれば、例えばリアに荷重を残しつつコーナーへと言った高等テクニックも使いこなせるようになるかも。

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ABSを作動させないギリギリのブレーキングを、ここで練習しますよ。
たっぷり練習できるので、参加者みんな上達しているのが判ります。

これを踏まえて、続くスキッドリカバリーへと移行。

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一定速度で走行中、突然スピン状態になる施設で車体のコントロールをします。
わかりましたかー? はーいw

毎回、このスキッドリカバリーは見ていても楽しいカリキュラムです。
何もしなければ、車体はほぼ真後ろを向くほど回転します。

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相方は今回も、毎回満面笑顔でスピンしまくっていました。

それでもステアを右に左に操作して、車体を安定させるスキルは大したものだと思った。
結構うまい、ボクはこのカリキュラム結構苦手なんだけどね。

お昼を挟んで、午後はいよいよコース走行となります。

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ここからはヘルメット及びグローブ着用で、アクセルも思いっきり踏める授業です。
南コースを使っての中高速コーナリングは、時間差でスタートしての単走です。

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自分のペースで設定されたコーナーを、如何にスムーズにクリアするか。
自分との闘いとも思えるカリキュラムですが、先導も無いのでともすれば全開率は非常に高いです。
全課程の中で、もしかしたら最も楽しい内容かもしれない。

相方はここでも無難以上にこなしていました、時には前走者に追いつきそうなほどでした。
最も戦闘力の低いクルマで、想定以上のスキルを発揮していてビックリです。

ここまでの内容を見て、相方の運転技術に心配は無い事を初めて実感しました。

こういったイベントへ参加される方は、どちらかというとクルマ好きが集まっていると思います。
相方は普段、実は殆どクルマの運転をしません。
フィットくんは相方のクルマですが、運転はほぼボクがします。
そんな相方が、恐らくコッチ寄りの他の参加者の中で全く遜色無い走りをしているのに驚きました。
緊張して楽しめないのではと心配もしていたのですが、終始笑顔で走っているところは寧ろ感心した。

南コースを後にして、最後はフルコースでの先導走行です。

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スタート前は、コース上にクルマを停めての写真撮影時間もありました。

参加者を性能別に4グループに分けて、先導車に続いてフルコースを走ります。

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相方のグループは、アコードユーロR、フィットRS×3のグループです。
車間距離は約1秒キープ、一般道では近すぎる車間距離を維持しないと先導車はペースを上げてくれません。
きちんと車間距離をキープすることが出来れば、より高速域への門が開かれます。

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1本目は様子見でしょうか、それ程ペースは上がらず他の高速車グループに抜かれるシーンも多かった。
グループ内でも走行中に順番を入れ替え、交代で誰もが先頭を走ります。

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ここでも相方は入れ替えも無難に熟し、グループに迷惑を掛けることなく走行していた。
1本目実は別の理由で、先導車がペースを上げられなかった事実が発覚w
理由は差し控えますが、我が一族がこのグループに迷惑を掛けてしまいました。

2本目は、トレーナーさん曰く「フィットRSの限界に挑戦する」とのことでした。
バックストレート最終160kmが、最終目標です。

因みにボクは、2本目先導車のシビックRに同乗させていただきました。

明らかに1本目より速い速度で、必死?に付いてくる参加者車両を特別席で見ることが出来ました。

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皆さんきっちり車間をキープされており、順調に速度域は上がっていきました。

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ご覧のとおり、結構近い。
がんばってるがんばってる、着いて来るね~と先導車の中でボクとトレーナーさんは大爆笑。

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ブレーキを要するコーナーを抜けると、CVTはMTに比べ立ち上がりにハンデがある。
それでもその特性を理解し、相方は早めのアクセルonをしているようであまり離れずに来ている。

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最終的には終速160kmも達成、さぞや必死だったのではとトレーナーさんと話していた。

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左側の寄せに甘いところは見られるけど、相当レベルが高いと褒めていた。
サーキット走行も最終的にはそれっぽい走りになっていた、先導車のラインをきちんとトレースしようと頑張っていた。

最終的にはここまで寄せてきた、ぶつける気かwww

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全てのカリキュラムを終えて、相方は本当に一日楽しめたようでした。
午後のカリキュラム中は、ボクも走りたくてしょうがなかった羨ましかった。
クルマの運転を許された以上、クルマを速く走らせたいと思うのはボクにとって自然な欲求だ。
公道でこの欲求を満たすのは、非常にリスキーで社会的にも非道徳な行いとなる可能性もある。
こういったイベントに積極的に参加することが、最も安全で最良な選択だと思う。

相方は二度目の参加である、彼女が興味を持ってくれたことは非常にありがたい。
自ら参加したいと今回は申し出たし、こういう楽しみを十分に理解されていることは事実だと思う。

そんなに運転好きじゃないよね、ボクは相方にそれとなく聞いてみた。

別に嫌いじゃないよ、相方はケロっと答えた。

でも普段は殆ど運転しないよね、好きじゃないのかと思ってたよとボク。

ワタシより運転が好きな人が居るから、悪ぶれも無く彼女は言った。

そうなのである、全てはボクのせいなのだ。
考えてみれば、AT限定免許だった相方はボクと出会ってから限定解除も済ませている。
ぼくのじいさんマシンがMTだから、当然それを運転する為だった。
限定解除後、上手く運転することは叶わなかったが経験を重ねることで解決できるはずである。
ボクが相方の運転の機会を大きく妨げていたこと、今更ながら気が付くことになった。

再びMTの練習をして、新型シビックRとかに興味を持ってくれないかなぁとも思う。
いつか相方と2台で、いやいずれウチの怪獣と3台でツーリングとか行きたいね。
ドライビングミーティングにも一緒に参加したい、出るなら終始同じグループで走りたいですね。
じいさんはABS付いてないので、スキッドリカバリーは最悪の結果になりそうで少し怖いけどw

今更ながら、夢は膨らみます。

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見学していても、一日楽しかった。

時代は自動運転や、ぶつからない装備にどうしても注目が集まっています。
そういうシステムを売りにしているが、それは大きな間違いだと思う。
エアバックが在るからぶつかっても大丈夫、違いますよね。
エアバックは、作動させちゃダメなんです。
自動ブレーキでぶつからない、違いますよね。
7~80km出てたら、自動ブレーキは作動範囲を超えていることが多い。
ごく低速で作動する装備で、絶対にぶつからないというものではない。
そんな作動させてはいけない装備の為に、今のクルマは例外なく大きく重くなっています。
歩行者とぶつかったときの為に、クルマのボディもスマートさを失い格好悪く進化した。
クルマも法律も、間違った方向に進み続けている昨今。
もはや8~90年代にあった格好良いクルマは生まれてこないと思います。
岡田先生はそんな話もされました、同感です非常に残念です。

色々と目が覚める内容で、何回参加しても新しい発見が有るイベントだと思う。
また是非参加したい、ASTPのスタッフの皆様本当にありがとうございました。

次は11月ですが、じいさんマシンで参加しちゃダメですかwww

先導車のFDシビックRは室内もジェントルでじいさんがおもちゃというかお粗末に感じた(´・ω・`)
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