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じいさんマシンを降りようと、本気で考えた1月 [自動車]

ご無沙汰です砕蔵ですコンバンハ(´・ω・`)

他人から見れば些細なことなんですが、今回色々と考えさせられました。
先日にひとまず、解決いたしましたの書いておきます。

1月の頭に、私は我が愛車のカーステを入れ替えようと考えました。
今のご時世、どのクルマを見ても当たり前のようにカーナビが付いています。
昔ならともかく、今は値段も手ごろですので私も導入しようと色々調べました。
自分の愛車にカーナビは初導入なので、実際に付くのかどうか少々不安でした。
まぁ2DINサイズは共通だし、大丈夫だろうと簡単な気持ちで機種も選択しました。

幸いナビ本体も、いっこ前のモデルを非常に手ごろな価格で入手できました。

取り付けるに際し、私が一番悩んだのはGPS受信機でした。
今のクルマは、何処にも小さい座布団のような受信機を設置してはいません。
我が家のフィット君も、当然そんなものは見当たりませんでした。
昔のGPSアンテナと、今の受信装置は形状が変わったのかなと思っていた。

しかし届いたナビを空けてみると、昔ながらの座布団が入っていました。
取付位置は、ダッシュボード上の出来るだけ水平な場所ということだ。

非常に困りました。
私はダッシュボード上にモノを設置するのが好きでは無いので、どうしたものかと。
最近のクルマには受信機が付いていないのではなく、受信機を設置する為の場所をメーターパネル内等に予め作ってあるんですね。
盲点でした、どうしたものかとネットを徘徊してみると・・・。
ダッシュボード下に設置して問題なく受信できた例が、幾つか発見できた。

取り付けは、ディーラーにお任せすることにした。
じいさんマシンのダッシュボードは一枚作りで非常に大きいので、作業も大掛かりなものになると予想したからです。
実際に依頼したところ、やはり受信状態が保障できない事等からやりたがらなかったですね。
最後の最後まで、ダッシュボード上への設置への変更確認を何度も受けました。

時間は掛かりましたが、見えないところへGPS受信機の設置も完了して納車されました。
実走行で受信状態も問題なく、非常に満足するはずでした。

予想もしなかった問題が、別のところに隠れていました。
納車されたとき、ナビ本体の奥行きが大きく少し手前にオフセットされていると説明があった。
なるほど、少し手前に出っ張っているのかな・・・。
全体的に黒いので、その時は大して気にも留めませんでした。
奥行きが足りないんじゃしょうがない、きちんと固定はされているんだし。

しかし、よくよく見てみると気になってくるものです。
手前に出っ張っているのは、ちょうどフロントパネルの厚み分でしょうか。
せっかく見栄えを良くするための化粧パネルが、枠から飛び出しているのは何とも不自然な状態でした。
全体的に黒いので、恐らくこの状態に気付く人はそんなに居ないと思う。
目立たないって言えば、確かに目立たないのではある。

しかし、私はコイツのことを隅々まで知っている。
乗るたびに、何だか憂鬱になるのが正直なところでした。
奥行きじゃ、仕方が無い。
そう思いながらも、何か良い方法は別に無いのかと考えていた。

プロに頼んで最良の方法で取り付けた結果である、素人のボクにこれ以上良い方法なんて浮かぶはずが無い。

半月ほど悩みながらこの状態のまま乗っていましたが、どうにも納得が出来ない。
じいさんマシンは古いクルマである、純正部品の供給も終わってしまったモノが多数ある。
維持していくには、それ相応の努力が必要である。
我が家には相方のフィット君が既に存在していて、実際にメインカーとして大活躍している。
フィット君が居れば殆ど事足りる事ばかりで、じいさんマシンは私の大きなおもちゃとしての存在でしかない。
年に数回程度サーキットを走るけど、フィット君で走る事もあるしフィット君でしか参加できないお気に入りのイベントもある。
私はそれほど裕福な人間ではなく、じいさんマシンを所有出来るのは相方の大きな理解と援助に頼っている。
我が家でじいさんマシンを理解しているのは私と優しい相方だけで、一族の殆どは迷惑な悪しきマシンとしか思っていない。
実際、いつまであんなクルマを持ってるつもりだと言われ続けている。
この風当たりによる心労を受けながら、更に私のクルマへの情熱を持続できないとなれば降りるしかないのである。
フィット君が居るのだ、乗り換える必要すら無い。
新しいクルマを用意する必要も無く、あまりにも簡単な選択肢しか無かった。

最後にもう一度、取り付けてもらったところに相談しよう。
車体を切るといった大掛かりな作業が必要でも、もしそれでキレイに取り付けられるならという僅かな期待を持って・・・。

昨日の朝早くに、再度ディーラーにお邪魔して相談した。
車体を切って対応が出来るか、もう一度確認して欲しい。

再度確認をしていただいた結果、センターコンソールの部品の一つに接触する部分がある。
センターコンソールを固定するネジが3つあるが、一番奥のネジが干渉する。
センターコンソールの干渉している部品を、思い切って取り除く。
センターコンソールの一番奥のネジは使用しなくても他のネジで固定できそうなので使用しない。
他にも在りそうでしたが、作業後にこの説明を受けてナビは綺麗に収まった。

DSCN3283.JPG

普通に収まっているだけなのに、こんなに感動するなんて驚きである。
ほんの数㍉奥に収まっただけで、憂鬱だったボクの気持ちはすっかり晴れた。
対応してくれたディーラーのメカニックさんへの信頼は、今まで以上に厚くなった。

今回の件で、じいさんマシンを維持する大変さを思い知らされました。
コイツを維持するには、まずは私が頑張らなければならない。
私の思いが途絶えると、簡単に消えてしまうクルマなのだ。
コイツを維持するには、多くの人の助けが必要である。
コイツのセンターコンソールは純正品であるが、ここにある2DINスペースは本来オーディオを入れるスペースとは考えられていなかった。
かろうじて入るようには出来ているが、当時のオーディオは今のナビほど奥行きは無かった。
それに対応できたのも、この古いクルマを弄れる人が居てくれたからである。
コイツを快く診てくれる人が居ないと、情熱だけでは維持していく事は不可能だと思った。
知識の浅い私だけではじいさんの治療は不可能、古いクルマを診てくれるプロの助けは絶対に必要である。
それから、相方の理解は絶対に必要である。
相方がそっぽを向けば、一族全てを敵に回すことになるw
相方のフィット君が無ければ、チャイルドシートも付かないじいさんマシンは怪獣を乗せてお出かけすら困難なのだ。
幸い相方がじいさんマシンを可愛がってくれるので、それに甘えているのが実際である。

昨日一応の解決を見ることが出来た、引き続きじいさんマシンに乗り続けることになった。
そこで記念に、ちょうど本日開催されるイベントがあるので飛び入りしてみようと思った。
ホンダオーナーの集まるファーストサンデーなるイベントまで、じいさんで走る。

DSCN3264.JPG

ホンダのオーナーばかりである、特にタイプRが多めですね。
私はタイプRにはあまり縁が無く、機会があればどなたかのマシンを試乗させていただきたいものです。
FD等の新しめのクルマは、室内も最新のナビやメーター類が整然と自然に収まっている。
戦闘機のようなコクピットのそれに、ある種の憧れのようなものも感じた。
どのクルマもオーナーの好みに拘って作られているようで、同じモノなど二つと無い愛機といった好印象なマシンばかりだった。
なんか新しいクルマもイイね、FDシビック格好良いしホント速そうでした。
インテ最終型もイイと思ってたけど、シビックはやっぱりイイっす。
短時間の飛び入り参加でしたが、沢山の方に声を掛けていただき楽しい時間を過ごせました。
ここに集まったマシンと同じように、我がじいさんマシンにも変わらぬ愛情を注いでいけるように頑張らねば。

じいさんとオラ、どこまで頑張れるか勝負だ(`・ω・´)ダレトダ・・・
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